宿色鑑定



『はじめに』

「宿色鑑定(しゅくしょくかんてい)」とは当流が先人より長年の研究の結果により得たもので「人には色を求める」事ができます。生まれ持った色、その色は様々な事が原因で色が変わったり、濁ったり、透明感が出たりと変化をします、その色を求めて運勢を鑑定するというものです

当流は「運」や「未来」は「光り」の状態で存在していると結論を出しており、光を深く悠久の時をかけて研究を重ねています、それ故に「色」も当然研究されており、その時々の運勢を色で表す事が出来ます。

運勢を観てそれを「言葉」で伝える事はとても指南業にとって重要ですが、時に「色」などでイメージを優先する事により理解しやすい、伝わりやすい事もあります。

例えば「赤色」は基本的に「怒りの色、激しい感情の色、不安定ま感情的の色」などと言われますが、これに透明感が出て来ると「情熱の色、不屈の精神、気力のある色」と変化します。

又、巷にある様な「ラッキーカラー」や「色占い」とは全く根本的に違うもので、相学上で言う所の「気色」と言うものを応用をしたものです

「今のあなたの状態の色」「本来のあなたの色」「今後目指すべき色」など色はその時々によって運勢に色彩を加え、それを観る事ができれば「色によって、その人の今の状態や運勢的課題、人間性の高低」など様々に知る事ができます。


『鑑定内容』

①持って生まれた色=生まれた環境や幼い頃の教育環境、何を学び育ったかで様々に色が存在
           します。

②今の状態の色=今現在の色を知る事で、客観的に自分を知る手掛かりを得られるでしょう。

③健康の色=健康状態を示す色で、その人の健康を色に見
      出す事により様々に解釈していきます。身体
      の弱い強いを色で知る事で健康の状態を知る
      事が出来ます。弱い人は健康意識を高め、強
      い人は更に強くするアドバイスを致します。

④運勢の色=運勢の色を観る事で現状の運の流れを知る事
       が出来るでしょう。運勢は変化に富みます、今の色を知る事でより良い未来へ
       の手掛かりに。

⑤目指すべき色=これから未来へ向かってどう生きるかは、これからどの色を目指すべきかと
         いう事に手掛かりがあります。言葉で伝えるよりも時に色と言う感覚的な
         イメージで伝える事がより伝わる事もあるでしょう。 

以上の五つの項目を鑑定しメールにて送信いたします。


『色の意味』

単純に「色」と言っても、個人差が沢山あり、例えば「青色」でも「薄い青色、濃い青色」でも意味が変わって来ます、又その「薄い、濃い」もどの様に「薄く、濃い」のかと言う事にも「個人差」があり、色は本当に個人個人違って来ます。色を人生を豊かに生きる一つの手掛かりにして頂ければと思います。

・白色=一般に良くない色と言われますが、実は誤りで色の基本色となり、白色は様々な意味
    合いを持ちます。「肯定的、前進、叶う、通る」など吉意が高いものです。しか
    し、色というものは全て「透明感があるか濁りがあるか」「明るいか暗いか」などで
    全く意味合いが変化します。

・赤色=揉め事や火難、怒り、離別、剣難、訴訟、急病、トラブル、損失延滞、心労、焦りを
    あらわす色とされている。「感情」をあらわす基本色でもある。

・青色=驚き、損失をあらわし、病気、災い、苦しみ、悩みや心配、葛藤、憂い、憂鬱な事、
    をあらわす。

・黄色=喜び事の色です。失くし物が見つかる、嬉しい吉報が訪れるなどをあらわす。仕事で
    この色があらわれたら「出世、昇給、昇進、商談成立」などめでたい色とされる。

・桃色=慶事ごと(結婚、子宝、良い縁の結び事)などが訪れる色で、もし仕事などでこの色
    が出ると大きく発展を意味する吉祥強い色。

・紫色=よく「高貴な色」と言われ、吉兆の色と言わ
    れますが、正確に言うと、基本的には「憂いを  
    あらわす」青色と「情をあらわす」赤色の合
    色なので、心配事や憂う色、試練の色とも言え
    ます。紫の色は身分の高い人や志の高い人に現
    れる傾向があり、そう簡単には出て来る色では
    ありません、又、紫の色は心配事を解決する為
    に自らが犠牲になる、と言った色でもあるので、これ故に「高貴な色」と呼ばれま
    す。

・緑色=緑の色は「命の強弱や物事の勢いの強弱」をあらわします、この色はそう簡単に出て
    来る色ではない為、出てきた時には気を付けるべき色と言えるでしょう。

・黒色=黒色は最も良くない色で「死、崩壊、最後、終わり」などを意味する色で、この色が
    運勢に現れると非常に良くない色と言えます。

※色の基本的な意味合いは以上です、他にも「オレンジ色、鼠色」などありますが、主な色と
 重要な色は上記の色となります。でも、上記の色も個人差があったり色の状態によっては全
 く意味合いが変わって来るので注意が必要となります。


『料金』


『色の状態』

宿色には「色」だけでなく、「色の状態」も深く関わっており、色だけでの判断は過ちの元となります。「色と状態」を深く感じ観る事によって正しい判断が出来る様になるんですね。

・明気(めいき)=いわゆる「透明感」がある状態で、非常に良い状態です、お風呂上がりの
          様なキメの細かい肌質に近いもので、幼い子供の様な皮膚とも言えます。
          ちなみに「黒色」は透明感がそもそもありません。意味合いとしては「肯
          定的、前進、叶う」と言ったものです。

・濁気(だくき)=明気の逆で濁りのある状態です、例えば白色で濁りがある時と透明感があ
          る時とでは意味合いは全変わって来ます、それほどに「明気と濁気」は意               
         味合いが違って来るものです。又「肌のくすみやシミ」の様に観えるも

          のです。「明気と濁気」は状態の基本とも言えるます。意味合いとし
         ては「思い届かず、障害がある、苦渋の選択、養い不足」と言った意味

          合いです。

・潤気(じゅんき)=潤いがある状態です、気色は「色
           と気」で成り立っている為に「気
           の状態がそのまま色の状態」にな
           ります。色に潤いがあるという事
           は「瑞々しい」という事です。こ
           れも若い人の瑞々しい肌、しっと
           りしてもちもち感がある様な状態
           とも言えます。意味合いとしては「予想以上な手応え、輝く結果、評価
           される、勢いが出て来る」などの意味合いです。

・燥気(そうき)=枯れたように感じる状態です、赤色、白色、緑色などで燥気が出ると良く
          ない状態と言う意味合いになります。地面に水気が無くひび割れた大地の
          様に観える状態であったり、年老いた人間の皮膚の様な感じです。意味合
          いとしては「何も無い、不満、これ以上は出て来ない、焦り、エネルギー
          不足」などになります

・滞気(たいき)=滞っている状態です。良い色でも滞気の状態の時はチャンスが来ても「動
          けない、進まない、形にならない」という意味合いになります。他の意味
          合いとしては「届きそうで届かない、今はその時ではない、養いの時、忍
          の時」「情熱、成長、力不足」などになります。

・清気(せいき)=文字から想像するに「清い気」と書いていますから、何やら良い状態かと
          思いきや、一応は良い状態ですが、「一時的」な時もあるので少し注意が
          必要です。意味合いとしては「成功も一時かもしれない故に気を引き締め
          て」「有利だが、流れは良いが油断大敵」「その気持ちをいつまでも持つ
          べき」「初心を忘するるべからず」などと言った意味合いです。


『まとめ』

上記で説明した通り「宿色鑑定」は、単純に色のみを判断するものではなく「色と色の状態」を加味して奥深く観て判断するものです、例えば「赤色で透明感がある」と言っても、その透明感がこれまた個人差があります。一人一人色は微妙に違います、文字で書けば「赤色、青色、黄色」などなりますが、その黄色や青色も個人によって濃淡が違ったりします、その微妙な色の違いや状態を感受性高く「感じる取る」事が重要となり、結局のところ「占いは感じる」と言う側面がどうしても出て来るものなんですね。

故に一人一人の「色に何が加味されているのか、何を意味しているのか」を深く又豊かに感じる事が非常に肝要となります。上記の「色も状態も」一つの基準であって、絶対的なものではない事を予めご理解下さい。

色を知る事で曖昧さを含みつつも感覚的にどう生きて行くか、何を目指すべきか、何をするべきかを知る手掛かりとして下さい。